海水温度は、季節・外気温の移り変わりから2ヶ月程遅れて変化します。
水には、温まりにくく、冷めにくいという性質があり、
この特徴は液体のアルコールや食用油の2倍以上、 固体の砂や土と比べても2倍以上この性質(熱容量)が大きいのです。
だから季節の変化によって外が暖かくなっても、すぐには海水温が上がってこない。
(ゴールデンウイークの海水温は、11月、12月とあまり変わりません)
また、寒くなっても海水は暖かいので、10月いっぱいは普通にサーフィンできますね。
(寒そうと言って8月でサーフィンやめちゃった人!これからです!!)
また、ここ九十九里近辺では
夏なのに急に冷たくなったり、冬なのに急に暖かくなる現象が知られています。
「 南風」のせいです。強い南風が吹くと海水はいったん北側に流れようとしますが、地球の自転による「コリオリの力」により東側(沖)に流れを変えます。
沖に流れた海水と入れ替わるように、海底の海水が岸に引き上げられます。(歩く歩道、ベルトコンベアーをイメージしてください。)
夏は暖かく冬は冷たくなる海水は、50mほどの深さになると一年を通じ17度程度で安定しています。
もうわかりましたね。夏24度近く有る海水が17度に、冬14度の海水が17度に。
特に夏はいきなりフルスーツを着るレベルに下がります。
南風が強く吹いたらフルスーツ(3mmがベスト)を持って海にGO!
あんなに混んでいた海ががらがらで貸切なんてことも!!
また、私たちの住む九十九里ではあまり雪が降らないのも、
10度以下にはならない、この辺の海水のおかげです。
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