みなさんこんにちは!
なるほど講座のお時間です!
今年もそろそろ台風シーズンがやってまいります!
サーファーの皆さんは待ち遠しかったことでしょう。
今回のお題は台風に関することです。
みなさんは「そもそもなぜ台風が来たら波が大きくなるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回のなるほど講座ではその仕組みを解説したいと思います。
台風が来たら波が大きくなる仕組みを知ろうと思ったらまずは波の発生の仕組みを知る必要があります。
波の発生の仕組み
そもそもなぜ波が発生するのかというと、海上で風が吹くからです。
お風呂場でお風呂の水面にフ~っと息を吹きかけると波が立ちますよね。
海で波が立つのも風による影響です。
沖合で風が吹き、波が立ち、それがうねりとなって我々サーファーがサーフィンをする沿岸部まで伝わってくるのです。
そして、お風呂の水面に息を吹きかけるとき、強く遠くに長い時間息を吹けば、弱く近くに短い時間息を吹いた時より大きい波が立ちますよね。
海の上の波も同じで、海上の風が強く、長い距離、長い時間吹くと、波は大きくなります。
これが波が立つ仕組みです。
次に、台風とは何かを知りましょう。
台風とは
そもそも台風とは何か、気象庁のHPには以下のように記載されています。
「熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。」
簡単にいうと、台風とは「大きな熱帯低気圧」であるということです。
それは大きな波が立つ条件である、「強く、長い距離、長い時間」吹く風をもたらす条件を兼ね備えた低気圧なのです。
だから台風が近づくと大きな波が沿岸部にやってくるのです。
ちなみに、俗にいう「台風」は発生する地域によって呼び方が異なります。
台風
日付変更線を境界とした太平洋の西半分から南シナ海で発生するもの
ハリケーン
太平洋の東半分と大西洋およびカリブ海で発生するもの
サイクロン
インド洋で発生するもの
ウィリーウィリー
オーストラリア周辺で発生するもの
とのことです。
今回のなるほど講座は以上となります。
今年の台風シーズン、安全に十分気を付けて良い波を満喫しましょう♪
でわ!